ウィルスやスパイウェアなど悪質なファイルの釣り餌として使われるセレブ
インターネットセキュリティソフト世界大手のマカフィーによると、スパムウィルスが仕込まれたメールやウェブサイトなどの偽装タイトルとして世界で最もよく使われるのはハリー・ポッターのハーマイオニー・グレンジャー役で有名なエマ・ワトソンさんであることがわかりました。彼女の名前を“釣り餌”にし、悪質なプログラムが仕込まれたファイルを閲覧者のコンピュータに注入したり、個人情報を盗み出す事例が非常に多く報告されています。
エマ・ワトソン
例えばエマ・ワトソンさんの年齢である“22歳”で検索すると、8分の1の確率で悪質なプログラムが仕込まれたサイトに誘導されるとのことです。
エマ・ワトソンさんほどではありませんが、他にもジェシカ・ビール、エヴァ・メンデス、セレナ・ゴメスとハル・ベリーといったセレブも釣り餌として頻繁に使われるとのことです。女性のセレブがこれほど頻繁にサイバー犯罪に使われるのに対し、男性のセレブではアメリカのトーク・ライブ番組の司会であるジミー・キメルさんが、釣り餌ランキングトップ20の中に入っているただ一人の男性です。
マカフィーはインターネットを使用するときは悪意のあるコンテンツに引っかかられないように十分注意することを喚起しています。その対策としては、短く表示されているURLなどがメールやウェブサイトにあれば、極力クリックは控えることらしいです。また、スポーツ選手や歌手などは、モデルやハリウッドスターに比べて釣り餌になりにくく、比較的安全であるとのことです。
ちなみに昨年はスーパーモデルでテレビ司会者でもあるハイディ・クルムさんが一番釣り餌にされているセレブでした。
ハイディ・クルム
翻訳:しょぼん少佐
出典:Emma Watson is world’s most dangerous celebrity as Harry Potter star is most likely to be used in spam virus emails
マカフィー オール アクセス 2012 1ユーザー