事故で亡くなった息子の母親が、息子の心臓を移植した女性の心音を聴く

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 昨年の5月にスケートボードの事故によって16歳の若さで亡くなったテキサス州オースティンのヒース・エイランドさんの臓器が、6人の人々の体に移植されました。ヒースさんの父親であるステファンさんと、母親のベッキーさんが先日の日曜日に、
息子が聖体拝領と洗礼を受けた思い出深い教会を訪れました。そこで自分の息子の心臓と肝臓が移植された二人の男女と初めて面会し、命のリレーがつながったことを祝福しました。心臓を移植されたのはサン・アントニオに住むデニス・マイルズさんで、肝臓を移植されたクリストファー・メンデスさんと共にヒースさんの家族や友人たちに会いました。

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ヒースさんの母親であるベッキーさん

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心臓を移植されたデニスさん(左)と肝臓を移植されたクリストファーさん(右)

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 臓器提供者のヒースさん
 
 ヒースさんの母親であるベッキーさんは、デニスさんの胸に聴診器をあて、かつて愛する息子の胸の中で動いていた心臓のたくましい鼓動に耳を傾けました。それからベッキーさんはデニスさんの胸に自分の耳を押し当て、直接その鼓動を感じました。息子を失った悲しみの中でいた彼女にとって、その力強い心音と生命の奇跡に出会えたことは本当に素晴らしいことであると思います。ベッキーさんは目に涙を浮かべながら「かつて私のお腹の中で育った息子の心臓が、人の命を救っているというのは不思議な気持ちです」と述べました。

 ヒースさんはヘルメットをかぶらずにスケートボードで難易度の高い技に挑戦し、帰らぬ人となりました。



このニュースに対するコメント:

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・今の世の中は嫌なことだらけだけど、こういうニュースを見ると安心する。臓器移植で今までは救えなかった命が救えるようになるというのは素晴らしいことだね。もちろん、スケートボードの事故は悲惨だけど、人が人を救う気持ちを忘れない限り、人類に希望はあると思う。


翻訳:しょぼん少佐
出典:
Emotional moment mother who lost teenage son listens to his beating heart in woman who received organ donation


生きたい!生かしたい!―臓器移植医療の真実
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