菌で絵を書く微生物学者の作品が面白い
元微生物学者のザカリー・コファーさんがペトリ皿の上にバクテリアを繁殖させ、それで絵を書くという試みを行っています。ダーウィンやアインシュタインなどの顔を菌で描くという、この新しい美術を彼は “バクテリオグラフィー” と名付けました。作り方はそれほど難しくありません。大腸菌などを蛍光プロテインの中に入れて混ぜ、それをプレートに広げます。そして菌達に描かせたい写真のネガをプレートの上に重ね、上から放射線を当てます。しばらくすれば菌達が繁殖を行い、プレートに重ねた写真のネガと同じ画をプレートに表現してくれます。
コフィーさんは現在、シンシナティ大学のMFA(芸術学修士号)コースの学生で、以前は微生物学者でした。「芸術と科学という、全く異なるように感じられる分野を融合させる研究をしています。私にとって科学の世界は常に美しく詩的な世界で、最も芸術的な場所であるのです」とコフィーさんは語りました。
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