緑色の犬が生まれる あの映画にちなんでハルクと名付けられる

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 先日イギリスのランカシャーで、ラブラドールの子犬が8匹産声を上げました。その中の一匹が、よく見ると薄い緑色に発色しており、並々ならぬ雰囲気を醸し出しているのです。子犬たちの母親である2歳のラブラドールの飼い主、ナオミ・グリムズさんは、あの映画にちなんでこの子犬を “ハルク” と名づけました。ハルクの兄弟姉妹たちはいたって普通の子犬で、このハルクだけが緑色に発色しているのです。原因は母体が妊娠中にビリベルジンという物質に曝されたことが原因で、出産に伴う一時的な着色であるとのことです。2010年にブラジルのサンパウロで同じくラブラドールの赤ん坊が緑色の姿で誕生しましたが、10日後には普通の子犬と同じ色になったということで、ハルクもそのうちただの子犬になる日が訪れるということです。

ビリベルジン (Biliverdin) は、ヘモグロビンなどに含まれるヘムの生分解産物の中間体で、緑色のテトラピロール化合物である。ビリベルジンは、緑色の痣の元となる色素である。



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ハルク


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ハルクの兄弟。普通の子犬です。


 


翻訳:しょぼん
出典: No wonder they called him Hulk: Meet the Labrador puppy that looks a bit toxic after being born with GREEN coat