子象が溝にはまる! 為す術無く哀しげに見守る母象の前に現れた二人の男たち


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 ケニアのアンボセリ国立公園で生後8か月の子象が水のたまった深さ1.5mの溝にはまりこみ、身動きが取れなくなっているのが発見されました。近くには母親らしき象が不安そうな目で溝にはまってじっとしている我が子を見つめています。母親もどうにか助けようとしますが、引っ張り上げることはできそうにありません。もう少しすれば近くの村から水を汲みに
牛飼いの集団がやってくるので、母親は退去せざるをえなくなるでしょう。そこに地元の保護団体の2台のジープが到着、降りてきた二人の男性は子象のわきにロープを通し、しっかりと結びつけました。そしてジープを使って子象を見事に溝から救出したのです。


アンボセリ国立公園(アンボセリこくりつこうえん)は、ケニアのリフトバレー州カジアド県にあり、キリマンジャロの裾野にひろがる国立公園。広さ392km2。アーネスト・ヘミングウェイが『キリマンジャロの雪』を執筆した場所でもある。もともとは、キリマンジャロの噴火で出来たアンボセリ湖の大部分が干上がってできあがった平地。アンボセリ湖は雨季のみ現れる。またところどころに水が湧き出て、湿地がある。しかし砂漠化が進んでいる。公園に流入するアフリカゾウの数が増えたからとも言われている。なお、2010年2月には、旱魃の影響により8割の草食動物が死亡しており、生態系に深刻な影響が生じている。また、エサ不足で肉食動物が人里を襲うのを避けるため、野生動物保護当局によりエサとなるシマウマやヌーの移送が行われている。




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為す術無く見守る母親


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そこに二人の男性が。ロープで救出を試みます。


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無事救出され、母親を探す子象


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走る母子


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再会を喜ぶ母子


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救出チーム



 溝から救出された子象は全力で荒野を疾走し、母親を探します。すると向こうから母親らしき象の声が聞こえたかと思うと、全力で子象に向かって走る母象の姿が!無事に再会を果たした母子は鼻を絡め合って再会を喜びます。最後に母象がカメラを一瞥。まるで我が子を助けてくれたことを感謝しているかのようでした。




翻訳:しょぼん
出典:It’s for your own good! Baby elephant trapped in a well is rescued by conservationists in amazing video