ライオンの親子の食卓に現れた招かれざる客は3mのクロコダイル! ワニ「ちょっと肉を分けてくださいよ奥さん・・・」
ザンビアのナイル川のほとりで野生動物を撮影していたオリー・ドレイクさんは、小川を挟んでわずか20メートルという距離でライオンの親子の食卓に立ち会うことができました。
ドレイクさんは朝の5:30に目覚め、顔を洗っているとスタッフが「旦那!旦那!ライオンの狩りが見てぇんなら早く来いや!」という声が聞こえ、カメラを握りしめて飛び出していったところ、わずか20メートルほどの距離で茂みに伏せっている雌ライオンと、インパラの群れを見つけました。ナイル川のほとりに群れを構えるこのライオンたちは、ワニの襲撃によって顔に大きな傷を負った “スカーフェイス” と称される雄ライオンが率いています。
やがてインパラの一頭をしとめたライオンは子供たちとともに顔を血で真っ赤にしながら食事を始めます。そこに手前の小川から一匹の黒い影がのそのそと這い上がってくるのをカメラはとらえました。食事に夢中なライオンの子供たち。しかしママンライオンはさすがというか気が付くのが早く、この招かれざる客が自分たちの食事に手を出す前に素早く防御します。しかしそこは強気のワニさん、ライオンのアタックを口をあけての威嚇で回避しながら、草むらという自分にとってアウェーな環境でも果敢に飛び込んで行って肉を奪いに行きます。しかし深追いしすぎたか、ビデオではよくわかりませんがなにやら草むらの奥でボコボコにされているような気がするワニさんは、次の瞬間には全力で川に戻ってきます。無事に小川に戻れたワニさんをさすがに水の中まで追おうとはしないライオン親子。ナイルの朝はこうして始まるのです。
ワニさん「血のにおいがするぜ・・・」
ワニさん「奥さん、ちょっとくらいいいだろ!!!」
ワニさん「ちょっとだけ・・・ちょっとだけ・・・」
ワニさん「ひでぇ!そこまでするか普通!」
ワニさん「もう帰るわ・・・」
ワニさん「なんか来よるわ・・・」
ワニさん「魚でも食うか・・・」
翻訳:しょぼん
出典:Who invited YOU?! The moment a crocodile tries to crash a lion’s dinner party