中国で食材として売り飛ばされて運ばれていた500匹のネコが救出される
中国江蘇省徐州でトラックの積み荷の検査をしていた役人が、小さなカゴや麻袋に身動きが取れないほど詰め込まれた猫たちを発見しました。衰弱し、飢餓状態の猫たちが入ったカゴは何重にも重ねられ、トラックの積み荷を占領していました。どうやらこの猫たちは市場に食肉用として売り飛ばされにいく途中であったようです。発見者である役人、孫海さんがトラックの運転手に積み荷は何か?と尋ねたところ、運転手は「全部うさぎだよ!」と述べたそうです。孫海さんが一応積み荷を見せるように指示したところ、うさぎではなく、猫の詰め合わせであったことが発覚しました。孫海さんは地元の動物愛護センターに連絡し、協力を要請しました。センターの職員が急いでやってきて、猫たちに水と食料を与えました。積み荷の所有者は猫をどこから調達してきたのかを吐こうとしないようで、さらに猫を引き渡すのを嫌がって7時間もゴネていたそうです。しかし7時間のゴネも虚しく、猫たちは全て没収されました。この猫たちは動物救護センターに送られ、治療を受けるそうです。中国では猫や犬の肉は冬の寒さを乗り越えるのにベストな食材であると信じられており、食肉用として広く市場に出回っていると言われています。彼らは狭いカゴの中に身動きが取れない状態で詰め込まれるため、市場に並べられるころには病気になっているそうです。
猫食文化(びょうしょくぶんか)とは、イエネコを食肉に加工し食べることで、世界各地に形を変えてみられる。猫をペットとして愛玩している人が多いため、彼らの感情を害さぬように犬食とともにタブー視されることが多い。ユダヤ教とイスラームの教えは肉食動物の摂取を禁じているため、ネコを食べることは許されない。アメリカ合衆国を含むいくつかの国々では、幸運と健康をもたらすとして戦時や極貧状態に食されてきた。中国の両広(広東省および広西チワン族自治区)には、冬にネコの生肉を食べると身体が温まると考える人々(主に高齢者)がいるが、寒さの厳しい華北では食されない。中国の猫食人口はおよそ400万人で、増加傾向にある。街中の飯店で猫肉は、外国からの旅行者の存在を考慮してふつう出されない。可食部は胃腸とモモ肉で、後者は肉団子にして汁物に入れる。頭部と身体の残りは捨てる。広東省では竜(ヘビ)、虎(ネコ)、鶏の肉は身体を強くするという言い伝えから、夕食に伝統的に召される。現地の動物保護に詳しい弁護士によると、中国で猫肉取引は禁じられており、2007年の法でも「国内で通常食されない食物」の取引について特別な許可が必要としている。華南の飯店で出される猫肉は主に、許可を得たブローカーが安徽省や江蘇省から仕入れたものである。2010年1月26日には中国政府が、動物保護の観点から初の取り締まりに乗り出した。日本では幕末までネコが食されていた。戦後の広島市の闇市ではネコのおでんが売られており、中沢啓治は「あれは本当においしかった」と記憶している。朝鮮に猫食文化はなかったが、茹で肉から神経痛や関節炎に効く強壮剤がつくられた。
( ゜Д゜) < 戦後の広島市の闇市ではネコのおでんが売られていたそうです。
翻訳:しょぼん
出典: Who ordered the sweet and sour pussies? Moment truck crammed with FIVE HUNDRED cats was stopped en route to restaurants in China