ネパールに人喰いヒョウが出現! 15人以上の幼児や女性が食べられる事態に発展
ネパールの首都カトマンズから西に373マイルのところにあるバイタジで、この15カ月の間に15人もの人々がヒョウに喰い殺されたことが警察の調べによって発覚しました。最近の犠牲者は4歳の少年で、今月の3日の朝に自宅から1kmほど離れた森で無惨な姿で発見されました。CNNの報道によると人喰いヒョウは子供をジャングルの中に引きづり混んでから食べるそうです。
ネパール連邦民主共和国(ネパールれんぽうみんしゅきょうわこく)、通称ネパールは、南アジアの共和制国家(2008年に王制廃止)。東、西、南の三方をインドに、北方を中国チベット自治区に接する西北から東南方向に細長い内陸国である。国土は世界最高地点エベレスト(サガルマータ)を含むヒマラヤ山脈および中央部丘陵地帯と、南部のタライ平原から成る。ヒマラヤ登山の玄関口としての役割を果たしている。多民族・多言語国家(インド・アーリア系の民族と、チベット・ミャンマー系民族)であり、民族とカーストが複雑に関係し合っている。また、宗教もヒンドゥー教(元国教)、仏教、アニミズム等とその習合が混在する。経済的には後発開発途上国である。農業を主たる産業とする。ヒマラヤ観光などの観光業も盛んである。
警察の担当者によると人喰いヒョウは単独、またはせいぜい2匹までと考えられ、人の鮮肉の味を覚えて何度も殺人に及んでいる可能性があるとのことです。ネパール国立公園局の生態学者のマヘシェオ・ダカールさんによると、人間の血は鹿とかに比べて塩っぽいため、一度人間の味を覚えると、何度も人間を襲うことがあるということです。人間でいうと、濃い味の味噌汁に慣れると薄味に戻せなくなるようなものですね。ダカールさんによると、ネパールとの国境地帯であるインド北部で他の動物がヒョウに襲われているのが発見されたことから、犠牲者はさらに増える可能性があるとのことです。
現在まで15人が犠牲になっていますが、3分の2が10歳以下の幼児であり、全て田舎の小さな村に住んでいたということです。幼児以外にも家畜の飼料を集めに行った29歳の女性も犠牲になっています。しかし大人の男性の犠牲者はいないということです。さらに子供の遺体は頭部の後ろ以外はほとんど食べられていますが、大人の遺体は食べ残しが目立つようです。
地元自治体は住民に森に近づかないことを訴え、また、武装警官と地元のハンターたちに人喰いヒョウを殺したり捕まえたら300ドルの報奨金を払うことを告知しました。この地域では野生動物を殺すことは違法ですが、今回は特例ということで許可されるとのことです。「ヤツを殺すしか、残された道はありません」とダカールさん。これ以上犠牲者が増えないうちに、人喰いヒョウを捕まえてほしいですね。
翻訳:しょぼん
出典: Man-eating leopard in Nepal kills 15 villagers in just over a year: 10 of the victims are young children
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