ロシアの赤の広場に6000人の兵士が集結 戦車なども動員される
何も知らずに観光していた人にとっては驚きであったと思います。ロシアの首都モスクワにある赤の広場に、第二次世界大戦当時の従軍兵士の服装と装備を身にまとった約6000人の人々が集結し、1941年11月7日、ナチスドイツに反旗を翻すために前線へと赴く歴史的名場面の再現を行っている途中だったからです。
赤の広場(あかのひろば、ロシア語:Красная площадьクラースナヤ・プローシシャチ)は、ロシアの首都モスクワの都心部にある広場である。長さは695m、平均道幅は130m、面積は7万3,000㎡。「赤」はソビエト連邦の社会主義に起因するものではなく、元々ロシア語では「美しい」という意味もあり、広場の名前は本来「美しい広場」というものであった。広場は北西から南東に長く、南西側にはガガーリンやスターリン、片山潜などが眠るクレムリンの城壁とその中の大統領官邸、城壁に接しているレーニンの遺体が保存展示されているレーニン廟、北東側にはグム百貨店、北西端には国立歴史博物館とヴァスクレセンスキー門、南東端には葱坊主の屋根の聖ワシリイ大聖堂と処刑場・布告台だったロブノエ・メストがある。
彼らは現役の兵士、士官学校の学生、ミリタリーオタクなどから構成され、71回目のこの歴史の日を忠実に再現しました。当時、ロシアの兵士たちは赤の広場から最前線へと向かいました。ナチスの兵士がモスクワに数kmまで迫るという、危機的な状況であったと言います。
実際に当時兵士として赤の広場に集結した42人のベテラン兵士も、特別な衣装で参加しているとのことです。T-34、T-38戦車など当時の戦車も参加し、パレードの後はそのまま一般人に公開されました。
翻訳:しょぼん
出典: Russian soldiers don historic uniforms and march through the Red Square to mark 1941 parade of soldiers on their way to fight the Nazis