名門大学の数学の講義の黒板に芸術性を見出した写真家


alejandroguijarromomentum1


 スペインの芸術家アレハンドロ・ギハロさんは世界各地の名門大学、研究機関などで行われた量子力学の講義後の黒板を撮影し、芸術として公表しています。写真を撮るときに心がけていることは一切自分が手を加えたりせず、そのままの状態で写真に収めることです。

量子力学(りょうしりきがく、英語:quantum mechanics)は現代物理学の一つ。古典力学で説明しきれない電子や原子核などの間の微視的現象を説明するために開発された理論である。




alejandroguijarromomentum1

欧州原子核研究機構


alejandroguijarromomentum2
 
カリフォルニア州立大学バークレー校


alejandroguijarromomentum3
 
ケンブリッジ

 alejandroguijarromomentum4 (1)

スタンフォード(左)、ケンブリッジ(右)


alejandroguijarromomentum5

 欧州原子核研究機構


 alejandroguijarromomentum6

カリフォルニア州立大学バークレー校



alejandroguijarromomentum7
 
オックスフォード


 alejandroguijarromomentum8

スタンフォード


 alejandroguijarromomentum9 (1)

SLAC国立加速器研究所


 alejandroguijarromomentum10

ケンブリッジ

 

 ギハロさんは自分の作品を “Momentum” と題し、殴り書きされた図や数式などに芸術的好奇心をそそるものがあると感じ、これは科学と芸術の自然な融合であると説明しています。




翻訳:しょぼん
出典:
Documenting the Mathematical Scribbles of Geniuses 

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)