米最高裁がシー・シェパードの抗告を却下!日本船への接近禁止命令は有効に対する海外の反応
米連邦最高裁判所は14日、日本の調査捕鯨船団への接近を禁じた米地裁命令を無効とするよう求めた反捕鯨団体シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society)の抗告を却下しました。
南極海(Southern Ocean)で日本の調査捕鯨活動の妨害を繰り返してきたシー・シェパードに対し、米第9巡回控訴裁判所は昨年12月、シー・シェパードに日本の調査船から500ヤード(約460メートル)以内に接近することを禁じた差し止め命令を出しました。だがシー・シェパード側はこれを不服として前週、連邦最高裁に命令の無効を申し立てていました。このことに対する海外の反応がありましたのまとめて紹介します。
シーシェパード環境保護団体(Sea Shepherd Conservation Society、通称シーシェパードまたはSS)は、海洋生物保護のための直接行動を掲げる国際非営利組織の海洋環境保護団体。本部はアメリカ合衆国ワシントン州フライデーハーバー(Friday Harbor)。シェパードは「羊飼い」「羊の番犬」を意味するが、キリストを表すこともある。国際環境保護団体グリーンピースを脱退したカナダ人、ポール・ワトソンが1977年に設立した。アイスランドやノルウェーの捕鯨船を体当たりで沈没させるなど過激な行動で知られ、2005年からは南極海での日本の調査捕鯨を妨害するようになった。反捕鯨に共鳴する欧米の資産家や著名人らに支援される一方で、暴力的な手段をいとわない過激な活動を展開することから、日本の捕鯨関係者からエコテロリストと呼ばれることもある。また、日本、アメリカ、カナダの各政府からテロリストと名指しされたことがある。
シーシェパードの旗
米最高裁がシー・シェパードの抗告を却下!日本船への接近禁止命令は有効に対する海外の反応:
・捕鯨を妨害するのに必要な船や機材を買う金を環境保護の寄付に回した方がまだ意味があると思う。
・捕鯨は日本政府の税金なしには成り立たない産業であることが明らかになっているから、日本政府が貧乏になれば自然に消滅すると思う。
・シーシェパードはテロリストみたいなものだからな。
・アメリカ政府は世界中の船に対して行動を規制する権利を持っているのか。
・いつも思うがクジラを食べる必要性は本当にあるのか? 別に食べなくても大丈夫なんだったら、テロリストに狙われてまで捕鯨する価値はあるのだろうか。
・捕鯨は日本の文化だから、鯨肉を食べる必要性の問題とかじゃない。他国の文化に文句をつける方がおかしい。
・シーシェパードと日本人の戦いは永遠に終わりそうにない。
・アメリカが言っても意味がないだろう。その程度で捕鯨妨害を止めるような連中ではないよ。
・シーシェパードに甘い態度を見せるとダメだろう。日本人は甘い。
・どっちかが本気を出さない限りこの問題は永遠に解決しないな。まあそこまでして解決するほどの問題でもないかもしれないが。
翻訳:しょぼん
出典: U.S. Supreme Court rejects plea by Sea Shepherd