東京五輪招致に向けて安倍首相がIOCにアピールしたことに対する海外の反応

東京五輪招致、ＩＯＣ視察スタート　安倍首相ら訴え
　２０２０年夏季五輪招致で、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）の評価委員による東京視察が４日、始まった。７日までの日程で、開催都市を決める９月のＩＯＣ総会での投票の判断材料となる。東京、マドリード、イスタンブールの３都市による招致レースは正念場を迎えた。

　午前８時、都内のホテルで、安倍晋三首相や猪瀬直樹都知事らが評価委員１４人に向きあった。クレイグ・リーディー評価委員長は「東京の五輪計画は磨き上げられ、エキサイティングなものだ」とあいさつ。安倍首相は「政府が東京五輪を完全にサポートする。聖火のたいまつを東京へ持ってきてください」、猪瀬知事は「スポーツの力や楽しさを都民、国民、世界中の人々と共有したい」、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の竹田恒和会長は「最高の東京、最高の日本をお見せしたい」と訴えた。

　続いて、サッカー女子の澤穂希選手が東京開催の意義について説明。フェンシングの太田雄貴選手らが選手村の概要を伝え、五輪メダリストを前面に出したプレゼンテーションを進めた。