M7.8の大地震に見舞われたネパールで世界文化遺産の建造物が多数崩壊したことに対する海外の反応


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 ネパールで起こったM7.8の大地震により、世界文化遺産にも登録されている美しい歴史建造物が相次いで崩壊し、世界中から悲しみの声が上がっています。

カトマンズ(ネパール語: 爨歩、セ爨ꀀ爨ョ爨セ爨。爭呉、舀 [kノ駄位ーmノ陀ウノ勃]、ローマ字転写:ka盪ュhma盧溝ナゥ、英語: Kathmandu)は、ネパールの首都で最大の都市である。カトマンドゥとも呼ばれる。カトマンズ盆地は5山に囲まれ、バグマティ川、ビシュヌマティ川の2つの川が貫通し、両川に抱かれるような形でカトマンズの町は広がっている。約8000年前までは湖底であった。カトマンズ盆地の起源は伝説によるとスワヤンブ(Swayambhu、創造者)にあり、文殊菩薩(マンジュシュリー)が旅の途中で見た湖に咲く蓮の花にお参りするために南にある山を削り湖の水を流したところ、その後に肥沃な土地が出現し、人々が住みつくようになった。これがカトマンズ盆地の始まりであるという。それ以来、蓮の花が咲いていた丘はスワヤンブの住む聖なる場所と崇められるに至った。スワヤンブの光はあまりにも美しく輝き眩しいために、覆われることになり、13世紀ころまでには多くの建物やストゥーパなどが建てられたり、ヒンドゥー教と仏教のそれぞれの像が祀られ、僧坊、寺院などの建立も相次いだ。この寺院が現在は「カトマンズの渓谷」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されているスワヤンブナートである。
首都という場合、通常カトマンズ市をさすが、単にカトマンズという場合、カトマンズ盆地全体、カトマンズ郡(カトマンズ市部を含む)、あるいはカトマンズ首都圏(カトマンズ、パタン、バクタプルの各市部)を指す場合もある。かつてはヒッピーのメッカであり、ヒマラヤ登山の玄関であるため多くの高名な登山家も一度は足を止める場所でもある。
カトマンズ旧王宮広場(ダルバール広場)の南西の隅に、一本の木(爨歩、セ爨キ爭財、ꀀ、カスタ)からできたという伝説をもつ祭場(爨ョ爨」爭財、。爨ェ、マンダプ)がある。この建造物の名称、カスタマンダプ (爨歩、セ爨キ爭財、ꀀ爨ョ爨」爭財、。爨ェ、kashthamandap) がカトマンズの名の由来だと言われる。建立年は不明だが12世紀頃ではないかと考えられている。
ネパールの人口は2,649万人(2011年の人口調査による)で、カトマンズ盆地には176万人が住んでいる。残りのほとんどの人々は山村で生活している。山村に住む人たちにとってはカトマンズは憧れの土地で、カトマンズ盆地を「ネパール」と呼び、カトマンズに行くことを「ネパールに行く」という。


 ネパールの首都であるカトマンズの属する盆地一帯は1979年、世界文化遺産に登録されました。12~18世紀に建造されたヒンズー教の寺院などが数多く存在し、特に中心部に位置する「ダルバール広場」は特に有名で、外国人が数多く訪れる観光スポットとなっています。今回の地震で、同広場の複数の寺院が深刻な被害を受け、広場はがれきだらけとなりました。

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土台だけを残して倒壊したダラハラ塔


 土台を残して倒壊したダラハラ塔は、19世紀前半に建てられたもので、円柱形で高さは62メートル。塔は1934年の地震で倒壊し、再建されたものでした。カトマンズで最も高い建造物とされ、塔の上から町が一望できるため、国内外の観光客に人気があったそうです。地震当時、塔の中には大勢の人々がいたそうで、多数の犠牲者が出てしまったとのこと。

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ダルバール高校は比較的新しい建造物です。倒壊は免れているようです。

 
 何千人もの死者を既に出しており、ネパールの街は瓦礫だらけとなっています。ヒマラヤの登山者にも、死者が出るなど、被害は広範囲にわたっています。 

 カトマンズで最大の広場であるダルバール広場には、崩壊した寺院などの瓦礫が山のように積まれています。

 
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ダルバール広場は瓦礫の山となりました(上は地震の前の様子)


 カトマンズの上の丘に建つ“猿の寺”としてしられるストゥーパ寺院も、今回の地震で大きな被害を受けました。黄金の塔はなんとか無事でしたが、他の建物はほぼ崩壊したということです。この寺院は1500年の歴史があり、チベット仏教では世界で最も神聖な場所の一つということです。

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ストゥーパ寺院の黄金の塔はなんとか倒壊を免れましたが、他の建物は大部分が崩壊したそうです。

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ダルバール広場の石柱も倒壊しました(上は地震前の様子)


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車の往来が激しかった幹線道路も地割れで走行が危険になっています(上は地震の前)

動画


 
海外の反応:

・とても悲しいね。

・自然現象はどうしようもないな。
 地震で崩れるならまだ、ISISに崩されるよりマシかも。

・次ぎ建てるときはもう少し頑丈にしないと。

・煉瓦を積み重ねただけのような建物に見える。

・世界遺産の建物が崩壊したことが大きく注目されているが、
 この中にいた人が大勢亡くなったということのほうが大変なことだ。

・命は元通りにならないからね。

・建物はまた建てればいい。

・世界中の仏教徒でネパールを支援しよう。


Centuries of history turned to rubble in minutes: How Nepal earthquake destroyed many of the country’s iconic landmarks

Read more: http://www.dailymail.co.uk/news/article-3056248/Nepal-earthquake-Religious-sites-reduced-rubble.html#ixzz3YUXI6558 
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