グリーンピースが水圧破砕法によるシェールガス開発に反対するビラを配るが、ミスリードであるとして業界団体によって禁止されたことに対する海外の反応
環境保護団体のグリーンピースは、イギリス国内で水圧破砕法を用いたシェールガス開発を実施することは、「電気ガスの料金をカットすることにならない」という批判広告を出していましたが、これは間違った方向に世論を導くとして、広告の掲載を禁止することが決まりました。
グリーンピース（Greenpeace）は、国際的な環境保護団体（NGO）。環境保全・自然保護の分野において、世界的に有名な団体である。1979年10月14日に、各国のグループを統合するかたちで、グリーンピース・インターナショナルが設立され、本部はオランダのアムステルダムに置かれた。その過剰な運動に対してエコテロリズムとして批判されることもある。2005年、アメリカ自由人権協会（ACLU）が情報公開法に基づいて入手した米国連邦捜査局（FBI）の資料から、FBIがACLUと並んでグリーンピースや動物の倫理的扱いを求める人々の会（PETA）を監視対象にしていたことが分かり、ACLUは、通常の政治活動に携わっている人々にまで国内テロリズムの定義を拡大していると抗議した。2010年、アメリカ合衆国司法省は、2001年から2006年まで続いたFBIによるグリーンピースやPETAなどの環境保護団体メンバーの監視は正当ではなかったとする文書を公表し、FBIを批判した。日本国内でも、捕鯨問題を告発すると称してグリーンピースが組織的に運送会社の倉庫から宅配物を窃盗したとして幹部二名が逮捕される事件があり、その組織的な非合法活動について批判がある。なおこの事件の捜査や逮捕には青森県警察に加えて警視庁公安部が関わったことから国内でも公安警察の監視対象にあるとみられる。
グリーンピースは国内のガス田開発のために水圧破砕法を用いることで、地方の環境や水道の品質に悪影響を与えると主張しています。これに対して水圧破砕法を用いてシェールガス開発を行う団体などは、間違った方向に世論を先導する広告だとして、苦情を申し立てていました。そして広告規制局(ＡＳＡ)もグリーンピースの広告を禁じることに同意したのです。
水圧破砕法の現場
問題の広告
イギリスのデビット・キャメロン首相は国内のシェールガス開発はエネルギー安全保障の強化と、石炭の代替にガスを燃料として利用することで二酸化炭素の排出抑制につながるとして、急速な開発を行うと言っています。また２０１３年には「水圧破砕法は電気ガス料金を下げるポテンシャルをもっている」と明言しています。
これに対してグリーンピースは大学の研究者を含む２２人のエネルギー専門家の意見を引用し、電気ガス料金は下がらないと主張します。また、ＡＳＡの会長であるクリス・スミス氏はShale Task Forceという水圧破砕法の業者によって設立された団体のトップを兼任していることから、今回の広告規制に対してグリーンピースは、意思決定を無視する方針で、またＡＳＡの公平性に疑問を抱いたとしています。
海外の反応：
・グリーンピースの方が正しいような気もするな。
・グリーンピースの主張は伝聞に基づいたものだけだよ。証拠や裏付けは無い。
・アメリカでは水圧破砕法によってガス料金は驚異的に下がったんだけどな。
イギリスでも同じことが起こるような気がする。
・北海油田を見つけとき、イギリスのガス石油は安くなったしな。
・グリーンピースほど怪しい団体は無い。
・水圧破砕法は後か道路や環境にダメージを与えていることがわかって、
それらの補償で結局高くついたんだよな。
・グリーンピースはクジラの保護だけやっていればいい。
Greenpeace fracking advert that claimed drilling for shale gas ‘won’t cut energy bills’ is banned by watchdog
Read more: http://www.dailymail.co.uk/news/article-3069500/Greenpeace-fracking-advert-claimed-drilling-shale-gas-won-t-cut-energy-bills-banned-watchdog.html#ixzz3ZM5J3h1W
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