台湾が日本の食品輸入に関して新しい規制!全ての食品に産地証明と、特定エリアの食料品に放射線検査証明を出せと日本に迫る!
福島第一原発から近いエリアが産地の食品が、別の産地に偽装されていたことを受けて金曜日、台湾が日本からの食料品輸入に関して新しい規制を設けることを発表しました。
台湾は福島原発事故の直後から福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県産の食料品の輸入を禁止しています。15日の発表では、さらに日本から出荷される全ての食品に都道府県別の産地証明を義務づけ、東京都や静岡県など特定地域の水産品、茶類、乳幼児用食品など3分類800品目超の「高リスク産品」について、放射線検査証明が必要になるそうです。
【台北=田中靖人】台湾当局は、東京電力福島第1原発事故後に導入した日本の食品に対する輸入規制を15日から強化する。しかし、新たな措置に関する手続きの詳細は日台当局間の意見対立で決まっておらず、実質的に全ての日本からの食品の輸入が一時停止する可能性が高い。1972年の断交後「最良」(馬英九総統)とされる近年の日台関係は、馬政権の任期満了まで1年を前に難しい貿易問題に直面している。台湾は福島原発事故の直後から福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県からの食品の輸入を禁止。15日以降はこれに加え、日本から出荷される全ての食品に都道府県別の産地証明を義務づける。また、東京都や静岡県など特定地域の水産品、茶類、乳幼児用食品など3分類800品目超の「高リスク産品」について、放射線検査証明が必要になる。台湾は香港、米国に次ぐ日本食品の大口輸出先で、昨年の実績は837億円。台湾にとっても日本は最大の食品輸入元で、全輸入額の5~6%を占め、取引額も過去3年は毎年約1億ドル(約120億円)のペースで増えていた。
日本政府は、規制強化に「科学的根拠がない」と反発しています。台湾当局が11年3月から4月末まで検査した食品約6万9千件のうち、放射線量が日台双方の基準値を超えたものは1件もないそうです。
台湾では、昨年9月に廃油から作られたラード(豚脂)が流通していたことが判明するなど食品の安全が政治・社会問題化したとのこと。また、違法ラベル事件では多くのメディアが5県を「核災区(核被災地域)」と呼んで不安をあおったそうです。
海外の反応:
・大変な状況だね。でも原発事故は予想され得たと思うよ。
・日本の製品はすべて安全だよ。台湾は何がしたいかわからん。
・日本の食品は放射能汚染されているとして、倦厭されるのはわかるよ。
また、食品メーカーも異物混入などの不祥事を定期的に起こしているし、
日本だから安全というわけではない。
・産地偽装は日本の得意分野だろ。前例を上げればきりがない。
海外の信用を無くすのも仕方がない。
・福島産の野菜を産地偽装って…。日本の食品会社は中国の真似でもしているのか?
・福島の農作物も、原発事故前の放射線量とほぼ同等で、全く安全には問題は無い。
台湾が変な方向に走っているだけだ。
Taiwan enforces stricter controls on Japanese food imports
http://www.japantoday.com/category/national/view/taiwan-enforces-stricter-controls-on-japanese-food-imports
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