安倍総理が太平洋島しょ国へ550億円以上の財政支援を表明!太平洋市民社会の確立を提唱!対中国で連携強化か。海外「今の日本にこれほどのお金があるのだろうか」


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安倍晋三首相は23日午前、福島県いわき市で開いた太平洋・島サミットで演説し、太平洋島しょ国への今後3年間で550億円以上の財政支援を表明しました。
 


 民主主義や法の支配など普遍的価値観を共有する「太平洋市民社会」の確立を提唱。太平洋島しょ国で存在感を高める中国をにらみ、防災や地球温暖化対策、漁業分野などの連携強化を訴えました。

 島サミットは1997年に始まり、3年ごとに開いています。今回は22日に開幕し、日本とともに共同議長国を務めるパラオなど太平洋島しょ国14カ国の首脳や、オーストラリアとニュージーランドの閣僚が参加。23日午後に防災や人的交流、国連改革など幅広い分野での協力を盛り込んだ共同宣言を採択しました。

 550億円以上の支援の具体的な内容としては、災害に強いインフラ整備や、地球温暖化対策などを想定しています。温暖化対策の技術供与の拠点をサモアに整備します。約4000人の人材交流・育成も予定しているとのこと。

 前回の2012年は野田佳彦首相が3年間で最大5億ドルの支援を打ち出しました。当時の為替レートで約400億円にあたります。今回の550億円の支援額は円換算では前回を上回り、島サミットで過去最高額となりました。

 首相は「民主主義や人権を重んじ、法の前に平等を誓う」よう呼びかけました。名指しを避けながらも、海洋進出を進める中国を念頭に「私たちが持つべきは、力による威嚇や力の行使とは無縁の関係だ」と強調しました。

 日本が常任理事国入りを目指している国連安全保障理事会の改革案への理解と協力を要請。毎年秋の国連総会の機会に、日本と島しょ国の首脳会合を開く方針も提案しました。日本の平和国家としての歩みを説明し、先の大戦で激戦地となった島しょ国に戦没者の遺骨収集への協力を求めました。


海外の反応:

・アベノミクスの三本目の矢か。

・今の日本にこれほどのお金があるのだろうか。

・中国に怯えている国はすべて日本の味方になるだろうよ。

・日本は島国に経済援助を良くしているね。

・こういうインフラ整備は必要だな。先進国の責任でもある。

・中国みたいに自分の金儲けだけのために環境破壊するだけの国はそのうち世界から
 除け者にされるよ。

・小さい島国でも一つの国家だからな。安倍総理は少ない額で多くの味方を手に入れたようなものだ。

・日本の二酸化炭素排出量は物凄いからな。

・中国が一番二酸化炭素排出量が多いから、中国が金を出すべきだろう。

・南シナ海を勝手に埋め立てるような国が、島国に援助金を出すわけがないだろう。
 島国の人々を人間と思っていないんだよ。


Japan to give Y55 bil to Pacific island nations to fight climate change
http://www.japantoday.com/category/politics/view/japan-to-give-y55-bil-to-pacific-island-nations-to-fight-climate-change

Newsweek (ニューズウィーク日本版)  2015年 5/19 号 [もう手遅れ? 地球温暖化]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 5/19 号 [もう手遅れ? 地球温暖化]


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