インドネシア・シナブン山が先週大規模噴火!!その画像がすさまじい!!海外の反応「危険な火山だ」


富士山バンク 3776

 
インドネシア北スマトラ州カロ県のブラスタギ近郊にあるシナブン山が先週末に噴火し、1万人以上の村民が避難をしています。高温の火山灰と黒煙を噴き上げ、シナブン山から半径15kmの範囲が灰でおおわれたとのこと。

シナブン山(Gunung Sinabung)は、インドネシア北スマトラ州カロ県のブラスタギ近郊にある標高2,460mの活火山。2010年8月に有史以来初めての水蒸気爆発を起こした。約7万4000年前のトバ湖を作った超巨大噴火の後に成長した成層火山である。


 過去2年間は噴火することも無く、落ちついていたようですが、今月に入ってから活動を再び強めたそうです。
 地元当局の指示で1万人以上の村民が家を出ていくことになり、バイクや車、軍用トラックに乗って村を離れたそうです。最初の大規模噴火より1日明けても、シナブン山は半径3km以内に大量の噴石を飛ばし、高温の蒸気を噴き上げているとのこと。


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 15km先の場所でも2mmほどの火山灰が道路や民家の屋根に堆積するなど、噴火の規模の大きさを物語っています。地元当局によると1週間程度で落ち着くと見られていますが、それまでは山の近くには近づかないように住民に指示しているそうです。
 シナブン山は400年間休火山でしたが、2010年から活動を開始し、昨年度の噴火では少なくとも17名が犠牲になったとのこと。
 噴火による経済的損失は大きく、災害研究機関の推測によると、過去2年の噴火で1億ドルの損失が出たとしています。内訳は広範囲のエリアでインフラの破壊、農業や観光業への支障などが含まれています。
 シナブン山はインドネシアの129ある火山のうちの一つで、環太平洋火山帯に位置しています。

環太平洋火山帯(かんたいへいようかざんたい)は、太平洋の周囲を取り巻く火山帯のことで、火山列島や火山群の総称。別名環太平洋造山帯(かんたいへいようぞうざんたい)とも言い、アルプス・ヒマラヤ造山帯とともに世界の2大造山帯とも言われる。


海外の反応:

・危険な火山だ。すぐに逃げた方がいいな。

・オーストラリアは何か支援をした方がいいんじゃないか。

・農場が心配で残っている人もいるらしいじゃないか。命の方が大事だから、すぐに逃げた方がいい。

・地球全体で火山が活発化しているな。そういう時期になったということだろうか。

・火山や地震、津波にはどうすることもできないからね。