バイセクシャルな娘たちをもつ両親がとった行動は?

2015年6月26日、アメリカ全50州で同性婚を認めるいう最高裁判所の歴史的な判決が出ましたが、人々の偏見、差別意識が変わっていくにはまだまだ時間がかかりそうです。

バイセクシャルなティーンエイジャーの娘二人を持つ、ニュージャージー州に住むデロング夫妻。
最近、自宅のガレージの真っ白い白いドアに”I am gay”とスプレーで落書きをされ嫌がらせを受けました。
普通ならその落書きの上から白いペイントを塗って、落書きを消してしまうところですが、この夫妻は、代わりにガレージドアをレインボカラーのペイントでデコレーションし直し、娘たちへの指示、サポートする姿勢を表しました。
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レインボーカラーというのは、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスセクシャルの略)の権利と社会的平等を支持する社会運動を象徴する旗(レインボーフラッグ)のことで、プライドカラーとも呼ばれます。

この一連の出来事を写真つきでSNSに投稿、たくさんの方から、この夫婦を支持する反応が寄せられたそうですが、夫婦は「自分達の行動を称賛しれもらえるのはうれしいが、子供をありのまま受け入れてサポートするのは親として当然のことだと皆が理解しれくれたらうれしい」と語っているとのことです。

親思う心にまさる親心。
ゲイであれ、レズビアンであれ、何であれ、子を思う親心は熱く強いのです。
子供が差別されたりいじめられたりするのを目の当たりにするのは、親にとっては自分が傷つけられるよりもつらいことでしょう。
家族で団結して、今後も嫌がらせに立ち向かっていってほしいものです。
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Parents of bisexual teenagers respond to anti-gay graffiti on garage door by painting it rainbow
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3190391/Mother-bisexual-teenagers-responds-anti-gay-graffiti-garage-door-painting-rainbow.html