リンゴの大きさのプラスチックボールが水不足を救う

米カリフォルニア州の深刻化する水不足。
なんとか飲料水を確保しようと、ロサンゼルスにある貯水池に9600万個のリンゴの大きさサイズの黒いプラスチックボールが放出されました。
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このプカプカ浮く黒いボールは水面を覆い水の蒸発を防ぐ役割があり、この貯水池ではこのボールを使うことにより年間300万ガロンもの水(約8100人の一年間の飲料水)の蒸発を防げるようになるそうです。
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水の蒸発を防ぐほかに、ほこりやゴミ、水を汚す水鳥などから水を守る効果もあるのだとか。
黒色は、紫外線をはね返すことができる唯一の色。
紫外線の照射により生成されるという発がん性の疑いがある臭素酸の発生を防ぐことも期待されています。
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元ロサンゼルス水道局勤務の生物学者が、水を汚す水鳥などから水質などを守るために池などで利用されている”バードボール(Bird Detterent Ball)”をみて、飲料用貯水池に使うことを思いついたそうです。

The sea of 96MILLION plastic balls that LA hopes will save it from drought: Reservoir is covered in an ocean of black spheres to stop 300million gallons of water evaporating
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3194098/Could-plastic-balls-bring-relief-drought-stricken-California-Los-Angeles-releases-96-million-spheres-protect-reservoir-water.html