中国最大の風力発電運転開始。再エネ冬季五輪へ一歩前進?

2022年冬季五輪開催とし張家口にて中国最大の風力発電が運転開始。
100%再エネ五輪に向けて一歩前進。
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中国最大の風力発電が運転開始。2022年冬季五輪の共同開催都市の張家口にて。
高さ160メートル、一基あたりの出力は5000kWh、一日で最大12万kWh(10万軒への供給相当)の電力を発電できる。
その発電機は国営電力系統に接続され、インテリジェントな制御によりスムーズな送電を可能にしている。これにより、2022年冬季五輪開催地、張家口へのすべての電力をクリーンエネルギー由来にすることを確実にするだろう。
中国政府は石炭消費を減らすためにグリーン電力開発を強化、カーボン排出がピークになる2030年までに一次エネルギーの20%を非化石燃料エネルギーにすることを約束している。
張家口は内モンゴル台地と北中国平野の接点に位置しており、高地からの強風が年を通じて吹くので風力エネルギーにとって理想的な場所である。そこは、北京-天津-湖北地域共同開発のキーポイントと位置付けられており、全国唯一の再生可能エネルギーパイロット都市である。
張家口にはパイプラインのプロジェクトもあり、地方都市当局が発表した文書によると、50以上の風力プロジェクトが進行中で、4000MWを超える発電力を供給することになる。
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