朝ジュースって健康なの？

ジュースのパックを見るとその多くは朝ごはんの置き換えになるような宣伝文が書かれていてとても手軽で魅力的です。ではその根拠は何なのでしょう？本当に朝ジュースは体にいいのでしょうか？フィオナ・ベイカーが調査します。
 

この忙しくて、混沌とした世の中では、液体の朝食は完璧な食事の選択のように見えることがあります。そのパッケージには栄養価が高いだけでなく「掴んで出かけられる」という気安さも魅力的です。しかし専門家の中にはジュース朝ごはんが続く事に疑問視をしており、いつか結局伝統的な朝ごはんに戻される必要が出てくる事を発表しています。

栄養科学で有名なオーストラリアの栄養士、アロイサ・ハウリガンさんは「朝ごはんジュースは時々採用するべきなのです」と言います。「栄養価が高いと言いますが健康な食事と比べて、ほとんど高すぎるという砂糖が含まれていて脂肪とカロリーが低いのが特徴です」

「販売目的でそのパッケージには栄養学的にも優れていて、フルーツやミルク、全粒粉のオートミールなどを食べている朝ご飯を食べたのと同じ効果があると言っているのは知っています」

これらの製品の人気は否定できません。売上高によると、市場人気ナンバーワンの「アップ＆ゴー」は2012/13で約3400万リットルが販売されていると言います。そしてそれに続いて似通った製品が陸続と登場しています。

消費者団体は健康強調の強すぎている商品パッケージには懸念を抱いており、栄養的な利点しか述べていない事に異議を唱えています。