ワイングラスの持ち方、間違っていませんか?

あなたのワイングラスを置いて、まずは席についてください。少し真剣な話をしましょう。おそらくあなたのワイングラスの持ち方は間違っています。聞きたく無い話になるかもしれません。申し訳なく思います。これはあなたが正しいと思ってきたことを否定することになりかねませんので、きっと傷つけてしまうと思います。でも間違いに気がつくことはチャンスであって自己否定ではありません。141807521-e1467286142317

もしかしたらあなたがただ単に無意識だっただけではなく、今まで正しいとさえ思ってきたことを全否定してしまうかもしれません。

専門家が伝えることをそのまま伝える事にしましょう。フード&ワインマガジンで有名なワインの巨匠アンソニー・ジリオ氏が言うには「もしあなたがワイングラスのボディ(実際にワインが入っている部分)を掴んでいるようなら、完璧な間違いを犯しています」

「これはワインを足つきのワイングラスで飲む事からのしきたりとして決まっているのです」

「あなたの手の温度でワインの状態を損なわ無いようにしなくてはなら無いためにワイングラスには脚がついているのです」

ワインの巨匠は示します。もし人差し指と中指の間にワイングラスを掴んでワインを飲む場合は明らかに温度を上げたい時のみになります。人肌の飲み物を好む方でしたらそれは通用するでしょう。

白ワインであれば通常はワイングラスの脚を持つのが常識です。ご想像の通り、冷えたワインを飲みたいのにあなたの36度の手のひらで温める必要は無いのです。

赤ワインであってもソムリエに調整された赤ワインなら温度を変え無いように頂きましょう。自宅で開けた赤ワインの温度を変えたいならば若干手のひらで調整する事はあるかもしれません。

基本はワインの温度を変え無いように飲むのがワインとワイングラスの絶好の相性なのです。