またがるバス?発想は良かったのですが・・。

先週、「またがるバス」のテスト走行が行われ、世界中の新聞の中国の「悪名」を広げる結果になってしまいました。

中国の国営メディアは過去にトランジット・エレベーティッド・バス(TED)という名前の上昇するバスを賞賛していましたが、先週行われた一般公開の「またがるバス」に関しては、「完全に実現不可能なバス(そもそもバスではなく電車と呼ぶべきですし)これは投資家たちへのたちの悪い詐欺でると報じています。teb_launch2 teb_launch

さらに今回のテスト走行は秦皇島の北戴河区という北京に近い河北省の都市で300メートルほどの距離の中でおこなわれました。

しかしながら、秦皇島の職員はこのプロジェクトとテスト走行について全く知らされていなかったと言っています。

市内の著名経済プランナーは、テスト走行の許可さえおりていない段階であったと言明しています。

同社は後にテスト走行自体を実際に行っていなかったことに事実を否定し始め、今回の走行は「内部走行」の一部だったと訂正しています。

ECNSによると、実験場の近くの電子画面はまだ「北戴河TEBグローバル初期テスト」と掲示されています。一方でバス自体の大きさは10メートルの高さで9メートル幅、30メートルの長さで巨大な鉄骨構造の背後に慎重に隠されています。現在写真は、見学者の訪問を禁止しています。

すべてのテストは延期になったと言われ、テープカット用に準備されていたリボンも切られることなく残っています。

開会式用に準備をされていた土地には準備の穴が掘られたのみで現在はもぬけの殻です。まさにすべてうまくいっていないことを物語っています。

開発者たちはすべての予定が来年には完了すると言っていますが、誰もその確約を持てていません。