裕福な家庭ほど害虫のすべての種類で満たされています。
多くの場合裕福な人は、より多くのものを持っていると言えます。たくさんの服、たくさんの車、より広いスペースの家屋。だからなのです。裕福な人はそうではない人よりも害虫も持ってしまうといいます。
そしてこれはあなたには関係ない話といわけではありません。もしそのような裕福な人が近所に住んでいる場合、あなたにもその影響が及んでしまうのです。
新しい研究では裕福な人は、そうではない人よりも間違いなく害虫を生産する可能性が高く、なおかつその種類の多様性も富んでいることを発表しています。
私たちはが生物の多様性を考えるとすると、つい大きな生物のことを気にしてしまいます。例えばトラやゾウなどです。しかしカリフォルニア科学アカデミーやノースカロライナ州立大学、デンマークの自然史博物館からきた科学者チームは、生態系の生物多様性を語るとき、まずは顕微鏡レベルで測定することから始めます。
研究者は、節足動物の昆虫でクモ科となる動物の分類を研究します。ジャーナル生物学レターに掲載された最近の研究では、社会経済学は、これらの生き物の多様性にすら影響を受けると発表しています。
研究のためにチームはノースカロライナ州の富裕層と貧困層の家庭を確認しました。経済状況を開示できる家庭をヒアリングで確認し、それらの家の害虫についての調査を行いました。
平均的な家庭においての害虫の種類は61種類であるのにたいし、裕福な家は100種類の害虫が検出されました。裕福ではない家庭においても50種類前後の数がいます。
「膨大な数の生き物があなたの家の中に生息しています。 – カーペットの下やクローゼットの中など。
昆虫学者ミーシャ・レオン、カリフォルニア科学アカデミーと研究の筆頭著者のポスドク研究員は、クリスチャン・サイエンス・モニターに驚くべきことである、と語りました。
なぜ豊かな家はより多くの害虫を持っているでしょうか?一説には、いわゆる高級効果となるかもしれませんが、裕福な家庭には植物を家の中に置く傾向があり、また庭の広さも広いことから害虫を誘致する環境が整っていると言えます。
完全に綺麗に見えても家の中にはたくさんの虫がいるのです。