デルタ航空の最新アプリがすごい。

デルタの乗客は現在、マップ上で自分の荷物を追跡することができます。

飛行機に乗るときに手荷物を預けますが、その荷物が目的地にちゃんと届くのか受け取るまで心配になります。今回のデルタの開発で乗客は、受託手荷物に優れたタブをつけることになります。そしてデルタの乗客はスマートフォンのアプリをダウンロードすると旅行の間じゅう、自分の荷物を地図上でトラッキングすることができます。

トラッキングポイントがいくつかあり、そこを通過するたびにお知らせを受けるようになります。例えばターミナルから運び出された際、航空機に荷物が運び込まれた際、また乗り換えで飛行機を乗り換えた際に荷物も同様に運び込まれているかを確認できます。

デルタ航空のシニア・バイス。プレジデントのビル・レンテック

さんは「乗客の方が荷物を我々に預けるとき、目的地について自分の荷物が出てくるのを待っているときのストレスは誰もが経験しているものだったと思います。弊社の航空機を使用していただくことによってその目に見えない不安から少しでも解消されて欲しいと思っています」とコメントしています。

この仕組みは以下のようになっています。161025125920-delta-rfid-luggage-map-tracking-780x439

①無線周波数識別(RFID)という電波を使用してリアルタイムで追跡することを可能にするタグをチェックイン時に取得します。

②旅行中、バッグが要所要所でスキャンされます。その度に乗客のスマホアプリに位置情報が転送されてきます。

③この無線周波数識別(RFID)タグは手でスキャンする必要がありません。

自分の荷物が自分と一緒に旅行できることはただ単に楽しいだけではなく、大変活用的でもあるのです。例えば「ロストラゲッジ」の場合です。

「もしなんらかの不運な背景があって、自分の荷物が自分と一緒に旅行をしていないことに気がつけば、私たちはより迅速に回復するべくアクションを起こすことができます」とアシュトン・モロー、デルタの広報担当者は語りました。

この仕組みは現在、米国全体の84の空港で使用されています。

デルタ航空のベースはアトランにあり、今年初めこのRFIDの 5000万ドルの投資を発表しました。

デルタは年間120億個のカバンをハンドリングしています。RFIDタグが荷物のチェックインプロセスをより正確にかつ透明性をもたらすであろうと言われています。